イプスウィッチが中盤の即戦力としてサシャ・ルキッチを完全移籍で獲得
プレミアリーグのイプスウィッチ・タウンは、フラムからセルビア代表MFサシャ・ルキッチ(29)を完全移籍で獲得したことを発表しました。移籍金は非公開ですが、ルキッチはクラブと2030年までの長期契約を締結。新シーズンに向けて、中盤の大幅なアップグレードに成功しました。
昨シーズン、フラムでプレミアリーグ26試合に出場したルキッチは、確かな技術と高い戦術眼を誇るセントラルミッドフィールダーです。2023年1月にイタリアのセリエA・トリノからフラムへ加入して以降、公式戦通算106試合に出場。ロンドンの地でその実力を証明してきた実力者が、新たな挑戦へと踏み出します。
「ポートマン・ロードの雰囲気は最高」ルキッチが語る新天地への期待
移籍決定に際し、ルキッチはクラブ公式メディアを通じて喜びを語っています。「ここでホームチームの選手としてプレーするのが待ちきれない」と、新天地でのデビューに向けて興奮を隠せない様子を見せました。
また、イプスウィッチの本拠地であるポートマン・ロードの印象についても言及しています。「以前、アウェイの選手としてポートマン・ロードでプレーした際、そのスタジアムの雰囲気はこれまでに経験した中で最高のものの一つだと感じました。あの熱狂的なサポーターの前で、今度はホームのユニフォームを着てピッチに立てると思うと、今から非常にワクワクしています」と語り、サポーターとの共闘を心待ちにしていることを明かしました。
ゲイリー・オニール監督も太鼓判を押す「プレミアリーグでの豊富な経験」
イプスウィッチを率いるゲイリー・オニール監督も、ルキッチの加入に大きな手応えを感じています。指揮官は「サシャは新シーズンに向けて、チームに本物の経験をもたらしてくれる選手だ」と高く評価しました。
さらにオニール監督は、「プレミアリーグで100試合近くプレーしてきた彼は、この非常にタフなディビジョンで戦い抜くために何が必要かを熟知している。フラムでの在籍期間中も常に安定したパフォーマンスを披露しており、ピッチ内外でチームに落ち着きと競争力をもたらしてくれるだろう」と付け加え、実力・経験ともに申し分ないMFの加入がチームの大きな推進力になると確信しています。
フラムからの今夏2人目の補強、セルビア代表での輝かしい実績
ルキッチの加入は、イプスウィッチにとって今夏フラムからの2人目の補強となります。クラブはすでにモロッコ代表DFイッサ・ディオプを獲得しており、フラムで共闘した守備の要2人が揃ってポートマン・ロードへやってくることになりました。これにより、新加入選手同士の連携もスムーズに進むことが期待されます。
ルキッチは国際舞台での実績も極めて豊富です。セルビア代表としてこれまで62キャップを刻んでおり、2022年のカタールワールドカップや、記憶に新しい北中米ワールドカップでも母国を代表してピッチに立ちました。イタリアのトリノでは7シーズンにわたりセリエAで168試合に出場し14ゴールを記録するなど、ヨーロッパの主要リーグで長年トップレベルを維持し続けています。
イプスウィッチのプレミア残留と躍進に向けた重要なラストピースへ
厳しい戦いが予想されるプレミアリーグにおいて、中盤の安定感はチームの命運を左右します。攻守のバランスを整え、ゲームをコントロールできるサシャ・ルキッチの獲得は、イプスウィッチにとってこれ以上ない補強と言えるでしょう。
セリエAとプレミアリーグで培った戦術的インテリジェンスと、国際大会で磨かれた勝負強さを備える29歳のセルビア代表MFが、イプスウィッチ・タウンをさらなる高みへと導くのか。ポートマン・ロードでの新たな冒険に、世界中のサッカーファンから大きな注目が集まっています。



