バルコラ獲得合意の裏で揺れるガクポの去就
リバプールが、PSG(パリ・サンジェルマン)に所属するフランス代表FWブラッドリー・バルコラの獲得に向けて、移籍金1億2300万ポンド(約233億7000万円)で合意に達したと報じられています。この大型補強の動きに伴い、オランダ代表FWコーディ・ガクポの去就が現実味を帯びてきました。バルコラはガクポと同じウイングを主戦場としており、リバプールは新戦力の獲得に伴い、ガクポの放出を容認する構えを見せています。
マンチェスター・シティやトッテナムが関心を示す
ガクポに対してはトッテナムも強い関心を示していましたが、現時点ではライバルであるマンチェスター・シティへの移籍が有力視されています。その取引額は最大で8500万ポンド(約161億5000万円)に達する見込みです。ガクポはニューカッスルとの開幕戦でゴールを決めるなど、高い実力を示しているだけに、同リーグのライバルクラブへの移籍となれば、サポーターの間でも大きな波紋を呼ぶことは避けられません。
ファン・ダイクは同胞の残留を強く熱望
この緊迫した状況に対し、リバプールのキャプテンであるDFフィルジル・ファン・ダイクは、ガクポの残留を強く求めています。インタビューに応じたファン・ダイクは、「彼は非常にクオリティの高い選手だ。私たちは質の高い選手を引き留めるべきだと思う。これからの数日間に何が起こるか見てみよう。彼には残ってほしい。クオリティの高さだけでなく、私の大切な友人でもあるからだ。彼は我々にとって非常に重要な存在だ」と語り、同胞であり友人でもあるガクポの放出に反対する姿勢を明確にしました。
さらなる前線補強とリバプールの戦略
報道によると、リバプールがガクポの放出を最終的に承認するのは、バルコラに加えてさらなるワイドフォワード(ウイング)を確保できた場合のみとされています。リバプールはクリスタル・パレスに所属するイスマイラ・サールに照準を合わせているとされており、前線の再編成を急ピッチで進めています。ガクポは2022年のカタールW杯後にリバプールに加入し、これまでチームを支えてきましたが、絶対的なエースとしての地位を確立するには至っていませんでした。クラブが巨額の投資を回収し、さらなるチーム刷新を図る中で、ガクポの今後の動向に世界中のフットボールファンから注目が集まっています。


