ベッカム復帰にスタンディングオベーション!対ブラジル戦
England return delights Beckham
レアル・マドリッドに所属するイングランド代表MFデイビッド・ベッカム(32)が1日に行なわれた国際親善試合のブラジル戦で約1年ぶりとなる代表復帰を果たし、ファンに温かく迎えられた。
試合結果は1−1の引き分けだったが、その1点は旧キャプテンのフリーキックから生まれた。そのボールは新キャプテンのDFテリーが頭で合わせてイングランドが先制したのだ。それ以外にもベッカムはトレードマークのフリーキックや正確なロングパスなどでチームをリードした。ベッカムは後半77分で途中交代だったが、イングランドフ ァンはスタンディングオベーションでベッカムの代表復帰1試合目を締めくくった。
ベッカムは英国営放送『BBC』で、
「ファンの声援を受けてプレーできるのはすごい心強いね、今夜は特に素晴らしかったよ。こうやってウェンブリーで行われる初めてのフル代表の試合でプレーできた事はすごくうれしい」
エリクソン前監督の時はベッカムは常に代表で状態良い悪い関係なく選ばれていたが、11ヶ月前に新監督のマクラーレン監督に代わって以来、ベッカムは代表に選ばれていなかった。
しかし、マクラーレン体制になって10試合目で初めてベッカムの代表復帰を決意、先日95キャップ目となるブラジル戦を戦ったのだ。
ベッカムは続けて、
「いつも激しいポジション争いに勝っていかなければばらない、それは今週だけとかではなく、プロのサッカー選手である以上はね」
水曜日に行われる欧州選手権2008の予選の対エストニア戦に向けて、ベカッムは意気込みを語った。
「僕は過去9試合イングランド代表から外れてたが、それはもう過去の事。今さらその事を言っても仕方がないよ。一番重要なのは次の試合で3ポイント獲得する事だ」とコメントしている。
しかし、ベッカムはこれからの代表召集に向けて一つ心配がある事を明らかにしたと英紙『デイリーメール』は伝えた。 それはロサンゼルス・ギャラクシーへの移籍だ。 欧州リーグより断然にレベルの低いアメリカのリーグで来季からプレーする事になるベッカム。
同紙でベッカムは、
「アメリカでプレーする事によって代表召集に悪い影響がない事を願う」
「誰もが僕が代表でプレーしたい事は知っている、だからギャラクシーの関係者もそれについては色々サポートしてくれるはずだよ」とコメントしている。
Written by motoG
- 2007 年 6 月 3 日 -
- Category : イングランド代表 -
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