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Open Categories Menu 観戦記、チェルシーvsリバプール
Match Report
「へっぽこ編集長が往く！」第１弾
Chelsea vs Liverpool 観戦記
ブルースvsレッズ。 昨年のカーリングカップ決勝、チャンピオンズリーグ準決勝で死闘をくり広げ、それ以降、赤と青、北と南、互いにライバル心をむき出しに戦いあう両チームが５日、ロンドンで再戦！ 何か起こりそうな予感がしながらも、チェルシーのホーム・スタンフォードブリッジに足を運んできました。
あいにくと言えばよいのだろうか、この日は２月のロンドらしい、どんよりと厚い雲に覆われ、最高気温５℃。 サッカーの試合観戦には最悪の条件の中、スタンフォードブリッジに隣接する地下鉄フラムブロードウェイ駅に降り立った。 駅は数年前に改装され、今は近代的なショッピングモールとなっている。
試合開催日限定の改札口を出ると左にもうスタジアムが見える。 駅前の道路もすでに歩行者天国となっており、道端にはアンオフィシャルの出店が並ぶ。 これらの商品を物色するのが会場に行った楽しみの１つだ。 他のチームをけなした商品からくだらないものまで売っている。
人気のグッズはやはりランパード、テリー、ドログバ、ロッベンなどの背番号入りTシャツなどだが、未だに売れ続けている過去の選手の背番号がある「No、２５」ジャンフランコ・ゾラだ！ ３年前のシーズンまでチェルシーに在籍していたイタリア人選手であるが、小柄なファンタジスタのプレーにロンドナーは虜となり、未だに愛され続けている。
この日は、幾分いつもよりも多くの警官や、騎馬隊が待機していたような気がする。 やはり、リバプールが相手ということがあってなのだろうか・・・。
しかし、騎馬隊が多いということは、注意しなければならないことが１つある。 馬のフ○だ！ イギリスでのフットボール観戦経験者の方ならお分かりだろうが、試合会場には本当に馬のフ○が多い。（お食事中の方、申し訳ございません）これから観戦予定の方もこの機会に是非覚えといて頂きたい。また、フ○を踏んづけてしまったイギリス人は路肩の段差に靴の裏を擦り付けて落とすので、疲れて路肩に座る際も注意しよう！
話しがだいぶずれてしまいましたが、試合会場で必ず買うものと言えば、マッチプログラム。チェルシーの場合は£３（６００円）でしたが、他のチームの相場もそんなものです。プログラムもここ数年でどこのチームも紙質が改善され、内容も面白くなってきたと思います。結構プログラム・コレクターの方もいらっしゃるんですよね！
さて、次はチェルシーメガストア！ すでに足を運んだ方もいらっしゃると思いますが、その名の通り、チェルシーのオフィシャル・グッズショップです。（ただいまセール期間中！）
中に入ると、すぐに目を引くのがセール品のワゴン棚。そこに人が群がっていますが、DVD、ビデオ、モノポリー、トリビアゲーム（大きな箱で、何だか気になった・・・。ヘェーというのが入っているのだろうか・・・。）、コリンシアンなど、値引きされて売っている。
個人的には昨年にチームのエンブレムの変更が発表されて以降、全ての商品のデザインが一新されて、オシャレになったと思う。Tシャツ、ジャージなど普段着としても着られそうなものも扱っている。
店内は写真撮影禁止ということで、この日２回注意を受けたのであまり商品は撮れなかったが、今月行われるチャンピオンズリーグの「チェルシーvsバルセロナ」のマフラーが売り出されていた！ なかなかカッコいい！ 期間限定、数量にも限りがあるため、これは１押し商品である。 値段は£８（１６００円）。
続いて２階へ。２階はユニフォーム、ジャージを中心に扱っている。ユニフォームを購入すると、その場で好きな背番号と名前を入れてくれる。プレミアリーグ使用と、チャンピオンズリーグ使用の２種類が用意されている。（ここでも撮影を注意されました。。。）
試合開始１５分前に再び外に出ると、リバプールファンがコーチ（長距離バス）で到着！ コーチから降りるなり、歌を歌う！ すると、チェルシーファンが、
「Champions! Champions! Champions!」
と、我々がプレミアリーグ王者であると応戦！ すると今度は、
「Champions! Champions! Champions of the Europe!」
と、我々がヨーロッパ王者であると応戦！ 事態は一発触発の雰囲気へ・・・。
警官と騎馬隊が割って入るも、試合前からスタジアム外で応戦は続く・・・。かなり怖かった！
そして私、実はチケットが取れなかった為にスタジアム隣接のパブで残念ながら観戦することに。（すいません編集部予算不足の為に・・・） ここでも、「店内で写真撮ったら罰金£１０ね！」とバウンサー（入口警備員）に脅されながらも店内へ。
パブ内に座席はほとんどなく、立ち見、立ち飲みではあるが、TVは数多く設置されているので、スペースさえあればどこからでも試合観戦できる。 さすがにスタンド観戦には劣るが、客は全員チェルシーファンであるし、１試合中汚いヤジを飛ばし、歌を歌い続けているので、十分雰囲気は味わえる。 ロンドンに旅行で来て、たとえチケットが取れなくても、このような楽しみ方もあるので是非足を運んでもらいたい！
（試合内容は日本でも放送があったようですし、みなさんご存知だと思うので控えさせて頂きます。）
試合後は混雑を避ける為に急いで外に出たものの、そこにはギョッとするような光景が・・・。
サポーター同士の衝突が・・・。
数人のサポーター同士が、すでに殴り合い、もみ合う事態に発展していた。 すぐに警官と騎馬隊が制圧し最悪の事態は免れたが、身の引き締まる思いをした。
ここ数年、ここイングランドで多くの試合を観戦しているが全くと言っていいほどサポーター同士の衝突に出くわしたことはなかった。 ましては、フーリガンなんてもの自体、もう昔のものだと思っていた。
もしも、神のいたずらにより、今季のチャンピオンズリーグでまたしてもこの対戦が決まったら・・・。 わたくしは自宅待機させて頂きます！
最初の取材でこんな事が起きるとは、この先が思いやられますが、次回の
「へっぽこ編集長が往く！」は・・・
まだ、未定です！
２００６年２月５日、Premier通信 編集長。
- 2006 年 2 月 7 日 -
- Category : 写真, 観戦記 -
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- 4 Comments
いいカードですよね、青-赤。。
レッズのサポーターは少々気が荒い方が多いのかな？僕が昨年見たマージーサイド・ダービーでも突っかけてきたのはレッズのサポーターでした
赤って興奮色だから？
編集長がうらやましい今日この頃です^^
ゾラ。懐かしい名前ですね。ゾラが全盛期の頃のフリーキックは凄かったですよね。
海外の試合観戦っていいですよね～。試合自体も興奮するんですが、高校生の時ドイツに遠征行ったときにバイエルン・ミュンヘンのホームスタジアムに行ったんですが、独特の雰囲気があったのを覚えています。それに売店で売っていたソーセージ・・・。美味しかったな～。
編集長は２００６年ドイツワールドカップには行くんですか？
もし、行ったときはソーセージ食べてみて下さい！
＞VAN @ EVERTNIAさん、
コメントありがとうございます。
マージーサイド・ダービーに行かれたんですか！？それこそ羨ましいですよ！
あの２チームの仲の悪さはプレミアで１、２位を争いますからね・・・。VAN @ EVERTNIAさんも、さぞかし血が騒いだのではないでしょうか！？
「へっほこ編集長が往く！」では、北への遠征を考えておりますので、何かアドバイスがありましたら、教えてくださいね。もう少し暖かくなってからかなぁ・・・。
＞フュージョングリーンさん、
コメントありがとうございます。
ゾラ。もちろん日本人にも愛されていますよね！
それにしても、どういう事ですか高校生でドイツに遠征って！？羨ましい限りです。
（ちなみに私の高校生の時代の修学旅行は埼玉から「東北・岩手」でした・・・。注意：岩手出身の方を馬鹿にしている訳ではございません。）
「へっぽこ編集長が往く！」を、ドイツからお届けできたら素晴らしいですね！しかし、先日FIFAから残念なお知らせが届いてしまいました・・・。が、６月にはドイツにいると思います。
ソーセージ本当に美味しいんですよね！！