リバプール、ベニテス監督『イスラエルには絶対に行かない!』
Benitez furious about Israel trip
先日行われた来季チャンピオンズリーグ予備戦3回戦の抽選でマッカビ・ハイファ(イスラエル)と対戦することになったリバプールだが、ベニテス監督がイスラエルの治安情勢を懸念し、8月22日(23日)に行われるアウェーの試合を中立国で行うようにUEFAに呼びかけている。
ベニテス監督は、
「あそこへ行ってアウェーの試合を行うなんて、考えられない」
「このような状況の中でイスラエルに行けるわけがない」
「我々はクラブ関係者、ファン、全ての人々の安全を第一に考えなければならない。したがって、現地の人々には申し訳ないが、ハイファに行くことは出来ない。そんな中で試合に集中することは到底無理な話しだ」
「UEFAはこれらのことに迅速に対処する必要がある。なぜなら、多くのサポーターがその成り行きを待っているからね」とコメントしている。
現在イスラエルはレバノンと激しい戦争状態にあり、民間人を含めた多くの人が犠牲になっている非常に危険な地域。
なお、ベニテス監督はヴァレンシア(スペイン)を率いた時にも、Uefa杯でマッカビ・ハイファと顔を合わせているが、その時はアウェーの試合を中立国のキプロスで行っている。
そのため、今回もリバプールの訴えによって、試合会場が変更される可能性は高い。
- 2006 年 7 月 31 日 -
- Category : チャンピオンズリーグ -
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