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聖地ウェンブリー、いきなり『こけら落とし』へ!

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FA set to gain control of Wembley
 総工費約1700億円が費やされ、やっとのことで改修工事を終えたフットボールの聖地『ウェンブリー・スタジアム』。

 5月19日には伝統であるFA杯の決勝戦開催が予定されており、FAはそのスタジアムの施設面、運営面の試験を兼ねて、急遽3月24日にこけら落としとしてイングランドU-21代表 対 イタリアU-21代表の国際親善試合を行なうことを発表した。

 工事を請け負っていたオーストラリアの『Multplex』社の発表では、予算はすでに当初の予定を遥かに上回り、総工費は最終的に約1700億円にまで膨らんだと発表。 その工事の遅さと、大幅な予算オーバーは大きな問題となった。

 ちなみに、着工当初の完成予定日というと、2005年8月。 その後、2006年5月に変更され、そ年のFA杯決勝を含め、夏には様々なイベントやコンサートが予定され、その中にはすでにチケットの販売が始まっているものもあったが、見事なまでの遅延。 
 実際に2006年夏にも完成の目処は全くたたず、Multplexは『年内に完成』と発表したが、年内にも完成はぜず、ここに来てやっと工事が終了した。

 しかし、一部からは完成を急いだために手抜き工事が行なわれたとも指摘されており、FAは急遽今回の試合を組み、試合内容よりもスタジアムの試験的な調査を重視しているもよう。

サッカーショップ加茂  New! 07-09イングランドホームユニフォーム

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