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アーセナル、アメリカ人大富豪がさらに株を買い占める!

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Kroenke increases Arsenal stake
 売却問題に揺れるアーセナルだが、その問題の張本人と言えるNFLのセントルイス・ラムズのオーナーを務めるアメリカ人大富豪、スタン・クロエンケ氏がさらに株を買い上げ、全体の11.26%を取得したことが分かった。

 アーセナルはプレミアリーグのトップ4(マンU、チェルシー、リバプール)の中でも英国人オーナーがクラブを所有してい唯一のチームであり、クロエンケ氏は『クラブを買収するつもりはない』と話しながらも、ここ数ヶ月ですでに10%以上の株を取得している。

 これに対してアーセナルのヒル・ウッド会長は、大株主達と話し合い、一時的にこれ以上の株を売却しないことで合意。

 しかし、今月18日にはクラブ株の14.5%を所有するデイビット・ディーン副会長が、クラブの今後の経営方針をめぐり他の役員(大株主)と対立し『他の者とは和解できない』という理由で電撃辞任した。ディーン氏は欧州のトップクラブから形成されるG14の会長も務めていることから、この辞任劇は各界に大きな波紋を広げている。

 (注)写真はスタン・クロエンケ氏。

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