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アーセナル、FWアンリのバルセロナ行きを認める!

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Arsenal announce Henry departure
 アーセナルはフランス代表FWのティエリ・アンリ(29)のバルセロナ行きを認めた。 契約期間は4年間、移籍金は約40億円。

 アンリはフランスのレキップ紙に、

 「月曜日にメディカルチェックを行ない、それをパスしなければならないが、バルセロナの移籍することに決めた」とコメントした。

 アンリは去年の夏に契約更新したばかりだったが、副会長のデイビッド・ディーン氏が4月に辞任、そしてアーセナルのアーセン・ベンゲル監督も来季の残留表明したが、それ以降の去就はまだわかっていないのが大きな理由だと手紙でコメントしている。

 「アーセナルは私の人生にとって本当に大きなものだった。しかし、今は昔のようにクラブに忠実ではない」

 「私はベンゲル監督の決断を尊重するが、来年夏には私も31歳になる。 そして、アーセン・ベンゲル監督とデイビッド・ディーン氏が居ない状況で、ここでプレーを続けることは考えられない」

 「移籍するか、クラブに一生涯留まるかの決断を迫られた。そして、出た答えは"移籍"だったんだ」

 「これは私自身が独りで決めたことだ。移籍するには今しなかいと思った」

 アンリは他にもACミランが獲得に動いていたがバルセロナ行きに関してアンリは、

 「バルセロナは歴史があるクラブで、美しいサッカーをする。だから私は必ずバルセロナ移籍に満足するはずだ」

 「でも、アーセナルファンをすごく恋しくなるだろうね、本当に彼らは僕を応援してくれたしね」

 「彼らはいつも僕の心にいるよ。だって試合をいつも特別な感じにしてくれるからね。アーセナルというチームは僕にとってこれからも本当に特別なチームだ」

 また、アーセナルの英雄のフランク・マクリントック氏は、

 「デイビッド・ディーンがクラブを去ったのと彼が退団するのとは全く関係がないと思う。そんな話聞いた事がない」

 「しかし、おそらくアンリはクラブ史上最高の選手だっただろう。だからこの5、6シーズンで彼がクラブに捧げた業績は消せるものではない」

 「したがって、ファンは温かく彼の移籍を見届けるべきだと思うよ」とコメントした。

 アンリは1994年にモナコでベンゲル監督の下でキャリアをスタート、1998年にはフランスワールドカップで優勝、ユベントスに移った。 しかし、ユベントスでのキャリアはあまり成功したとはいえず、ベンゲル監督が手を差し伸べるかたちでアーセナルに加入した。 その後、アンリは世界最高のFWといえるまで成長。 2回のリーグ制覇、3回のFAカップ優勝、2000年にはUEFAカップ、2006年にはCLの決勝まで進む原動力となった。

 2006年の2月にはアーセナルのクラブ史上初となる200ゴールを達成し、通算364試合で226ゴールをこの8年間で記録した。 プレミアリーグで4回の得点王、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー賞2回、記者が選ぶ最優秀選手3回と記録尽くめのアーセナルキャリアに幕を閉じる事になった。

 Written by motoG

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